8時30分、ホテルレオパレス札幌を出発する。
今日も昨日と同様、当初の予定を変更し、小樽・倶知安・洞爺湖をまわり、苫小牧に抜けるルートにする。
道道124号線を走り、宮の沢の交差点でR5に入る。
R5を約25km(約40分)ほど走り、「若竹」の交差点で道道17号線に入る。
小樽運河付近の小樽観光振興公社の駐車場に車をとめる(1日500円)。
小樽の市内観光に出かける。
小樽運河
まず手始めに小樽運河を訪れる。
観光シーズン真っ只中ではないので、人影も少ない。
北のウォール街
小樽運河の次に「北のウォール街」と呼ばれた色内付近を散策する。
日本銀行小樽支店
色内付近の建物はみな重厚な趣がある。
北のウォール街を後にし、北海道初の鉄道である手宮線の跡を見に行く。
手宮線跡
決して列車が走ることのない2本のレールを見ると、複雑な気持ちになる…。
手宮線の跡を見た後、北一硝子と小樽オルゴール堂などをまわる。
たくさんおみやげを買った後、一度、車に戻る。
時計を見ると11時30分を過ぎていたので、昼食に寿司を食べる。
12時過ぎ、小樽を後にする。
道道17号線を道なりに走り、「稲北十字街」の交差点でR5(羊蹄国道)に入る。
約20km(約30分)ほどR5を走り、R229沿いにある道の駅「スペース・アップルよいち」に到着する。
余市町は宇宙飛行士毛利さんの出身地ということで、道の駅には「余市宇宙記念館スペース童夢」が併設されている。
スタンプを押し、少々休憩をし、12時40分過ぎ、倶知安に向けて出発する。
R5(羊蹄国道)を約28km(約30分)を走り、「国富」の交差点を左に曲がる。
R5・R276の重複区間を約14km(約15分)を走り「北4西1(倶知安)」の交差点を左に曲がり、
R276(尻別国道)に入る。
R276(尻別国道)を走っていると右側に羊蹄山(蝦夷富士)が見える。
羊蹄山(蝦夷富士)
畑を耕すトラクターのバックに広がる羊蹄山。
お気に入りの景色(写真)である。
R276(尻別国道)・R230を約50km(約50分)走り、洞爺湖を一望できる観湖台に到着する。
洞爺湖(観湖台より)
観湖台で10分ほど洞爺湖を眺めた後、約4km(約6分)離れたサイロ展望台に向かう。
サイロ展望台は観光客で賑わっていた。
賑わうサイロ展望台で20分ほど休憩した後、洞爺湖温泉に向かう。
R230・道道2号線を約10km(約15分)走り、14時50分頃、洞爺湖温泉に到着する。
洞爺湖遊覧船に乗船する。約1時間ほどの遊覧である。
洞爺湖温泉街
洞爺湖・有珠山・昭和新山
遊覧船からは有珠山や昭和新山などを眺めることができる。
途中、弁天島・観音島・大島に寄港するが、今回は時間の都合上、立ち寄らなかった
約1時間の遊覧を満喫し、湖畔を少しぶらぶらする。
16時45分過ぎ、洞爺湖を後にする。
道道2号線・R453を約8km(約12分)走り、道の駅「そうべつサムズ」に到着する。
しかし、道の駅の営業時間(9:00〜17:00)は終わっていた。
スタンプは押せなかったが、備え付けのスタンプを押した紙を一枚頂く。
道の駅「そうべつサムズ」を後にし、再びR453(支笏国道)を走る。
約30km(約40分)走り、道の駅「フォーレスト大滝」に到着する。
営業中(9:00〜18:00)だったので、スタンプを押す。
この道の駅「フォーレスト大滝」のトイレにはびっくりした…。
今までの人生の中で一番豪華なトイレだ!
自動演奏のピアノが置かれ、しかも床(トイレも含め)などには大理石が使われている。
約20分ほど休憩した後、支笏湖に向けて出発する。
R276・R453の重複区間(支笏国道)を約40km(約55分)ほど走り、
支笏湖の湖畔に19時前、到着する。
陽が沈みかけていた…。
支笏湖
約30分ほど支笏湖の湖畔を散歩する。
これから家路につくと思うと、もう少し長く支笏湖にいたい気持ちになる。
19時30分、支笏湖を後にし、苫小牧西港のフェリーターミナルへ向かう。
R276(樽前国道)の支笏湖〜苫小牧間は、ほぼ一直線の道が延々と続く。
北海道らしい道だ…。
R276(樽前国道)・R36・道道2559号線を約33km(約40分)走ると、フェリーターミナルに到着した。
時計を見ると、20時過ぎだった。
大洗行のフェリー(ブルーハイウェイライン)は23時45分の出航である。
苫小牧市内に戻り、吉野屋で牛丼を食べる。
再びフェリーターミナルに戻るが、出航まで約2時間30分ほど時間が余っていたので、
フェリーターミナルの店でおみやげを購入する。
乗船券 |
車用荷札 |
22時過ぎ、アナウンスがあり、車をフェリー(さんふらわあ つくば)の車両甲板に搬入する。
2等寝台に荷物を運び、さっそく風呂に入る。
23時45分、出航。
いよいよ、北の大地を離れる時がきた。
船の汽笛が旅情をかき立てる…。