北海道旅行記
a book of travels in Hokkaido

7日目(6月4日金曜日)

8時30分、ホテルレオパレス札幌を出発する。
今日も昨日と同様、当初の予定を変更し、小樽・倶知安・洞爺湖をまわり、苫小牧に抜けるルートにする。

道道124号線を走り、宮の沢の交差点でR5に入る。
R5を約25km(約40分)ほど走り、「若竹」の交差点で道道17号線に入る。
小樽運河付近の小樽観光振興公社の駐車場に車をとめる(1日500円)。

小樽の市内観光に出かける。

小樽運河    小樽運河
小樽運河

まず手始めに小樽運河を訪れる。
観光シーズン真っ只中ではないので、人影も少ない。

北のウォール街
北のウォール街

小樽運河の次に「北のウォール街」と呼ばれた色内付近を散策する。

日本銀行小樽支店
日本銀行小樽支店

色内付近の建物はみな重厚な趣がある。
北のウォール街を後にし、北海道初の鉄道である手宮線の跡を見に行く。

手宮線跡
手宮線跡

決して列車が走ることのない2本のレールを見ると、複雑な気持ちになる…。

手宮線の跡を見た後、北一硝子と小樽オルゴール堂などをまわる。
たくさんおみやげを買った後、一度、車に戻る。
時計を見ると11時30分を過ぎていたので、昼食に寿司を食べる。

12時過ぎ、小樽を後にする。

道道17号線を道なりに走り、「稲北十字街」の交差点でR5(羊蹄国道)に入る。
約20km(約30分)ほどR5を走り、R229沿いにある道の駅「スペース・アップルよいち」に到着する。

スペース・アップルよいち

余市町は宇宙飛行士毛利さんの出身地ということで、道の駅には「余市宇宙記念館スペース童夢」が併設されている。
スタンプを押し、少々休憩をし、12時40分過ぎ、倶知安に向けて出発する。

R5(羊蹄国道)を約28km(約30分)を走り、「国富」の交差点を左に曲がる。
R5・R276の重複区間を約14km(約15分)を走り「北4西1(倶知安)」の交差点を左に曲がり、
R276(尻別国道)に入る。

R276(尻別国道)を走っていると右側に羊蹄山(蝦夷富士)が見える。

羊蹄山(蝦夷富士)
羊蹄山(蝦夷富士)

畑を耕すトラクターのバックに広がる羊蹄山。
お気に入りの景色(写真)である。

R276(尻別国道)・R230を約50km(約50分)走り、洞爺湖を一望できる観湖台に到着する。

洞爺湖(観湖台より)
洞爺湖(観湖台より)

観湖台で10分ほど洞爺湖を眺めた後、約4km(約6分)離れたサイロ展望台に向かう。
サイロ展望台は観光客で賑わっていた。
賑わうサイロ展望台で20分ほど休憩した後、洞爺湖温泉に向かう。

R230・道道2号線を約10km(約15分)走り、14時50分頃、洞爺湖温泉に到着する。
洞爺湖遊覧船に乗船する。約1時間ほどの遊覧である。

洞爺湖遊覧船

洞爺湖温泉街
洞爺湖温泉街

洞爺湖・有珠山・昭和新山
洞爺湖・有珠山・昭和新山

遊覧船からは有珠山や昭和新山などを眺めることができる。
途中、弁天島・観音島・大島に寄港するが、今回は時間の都合上、立ち寄らなかった

約1時間の遊覧を満喫し、湖畔を少しぶらぶらする。
16時45分過ぎ、洞爺湖を後にする。
道道2号線・R453を約8km(約12分)走り、道の駅「そうべつサムズ」に到着する。
しかし、道の駅の営業時間(9:00〜17:00)は終わっていた。

道の駅「そうべつサムズ」

スタンプは押せなかったが、備え付けのスタンプを押した紙を一枚頂く。

道の駅「そうべつサムズ」を後にし、再びR453(支笏国道)を走る。
約30km(約40分)走り、道の駅「フォーレスト大滝」に到着する。
営業中(9:00〜18:00)だったので、スタンプを押す。

道の駅「フォーレスト大滝」

この道の駅「フォーレスト大滝」のトイレにはびっくりした…。

今までの人生の中で一番豪華なトイレだ!
自動演奏のピアノが置かれ、しかも床(トイレも含め)などには大理石が使われている。

約20分ほど休憩した後、支笏湖に向けて出発する。
R276・R453の重複区間(支笏国道)を約40km(約55分)ほど走り、
支笏湖の湖畔に19時前、到着する。

陽が沈みかけていた…。

支笏湖
支笏湖

約30分ほど支笏湖の湖畔を散歩する。
これから家路につくと思うと、もう少し長く支笏湖にいたい気持ちになる。

19時30分、支笏湖を後にし、苫小牧西港のフェリーターミナルへ向かう。
R276(樽前国道)の支笏湖〜苫小牧間は、ほぼ一直線の道が延々と続く。
北海道らしい道だ…。

R276(樽前国道)・R36・道道2559号線を約33km(約40分)走ると、フェリーターミナルに到着した。
時計を見ると、20時過ぎだった。
大洗行のフェリー(ブルーハイウェイライン)は23時45分の出航である。

苫小牧市内に戻り、吉野屋で牛丼を食べる。
再びフェリーターミナルに戻るが、出航まで約2時間30分ほど時間が余っていたので、
フェリーターミナルの店でおみやげを購入する。

乗船券
乗船券
車用荷札
車用荷札

22時過ぎ、アナウンスがあり、車をフェリー(さんふらわあ つくば)の車両甲板に搬入する。
2等寝台に荷物を運び、さっそく風呂に入る。

23時45分、出航。
いよいよ、北の大地を離れる時がきた。

船の汽笛が旅情をかき立てる…。

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