旅の足跡〜北海道編〜
Memories in Hokkaido

網走市

正門(赤レンガ門)
正門(赤レンガ門)
博物館網走監獄

 網走刑務所の施設として使われた古い建物を文化財として保存公開するため、1983年(昭和58年)7月に開館した博物館。
 敷地内には再現された正門(赤レンガ門)や鏡橋、移築・復原された庁舎や裏門(通用門)、五翼放射状平屋舎房等が公開されている。
 中でも五翼放射状平屋舎房は見応えのある建物で、独居房等の部屋を見学することができる。よ〜く舎房内を見学すれば、脱獄魔として名を馳せた五寸釘の寅吉(西川寅吉)の姿を見つけることができるかも・・・。
 入館料は大人1,050円。
五翼放射状平屋舎房
五翼放射状平屋舎房
裁判所
裁判所
オホーツク流氷館 オホーツク流氷館

 天都山(標高207m)山頂にある流氷をテーマにした科学館。
 真夏でも真冬の寒さ(−18度!)を体験できる(本物の流氷が展示されている)第1展示室「厳寒流氷体験室」がスゴイ!展示室内で濡れたタオルを振り回すと凍ってしまう寒さだ(入口で濡れたタオルを貸してもらえる。)。凍ったバナナで釘を打つことも・・・。
 他に第4展示室のマルチハイビジョンシアターがオススメ!網走の自然や流氷を紹介する迫力ある映像を楽しむことができる。
 屋上には展望台があり、網走湖や網走市街を一望することができる。
 入館料は大人520円。
網走刑務所 網走刑務所

 網走川沿いにある現役の法務省管轄の刑務所。(1891年(明治24年)に釧路集治監網走分監として設立された。)
 高い壁に囲まれ(当たり前か・・・)、所々に監視カメラが設置されている。(かなり緊張・・・。)
 観光施設ではないが、敷地内の即売所では受刑者が作った品物が販売されている。
 高倉健さん主演の「網走番外地シリーズ」でお馴染みの刑務所。
網走湖 網走湖

 周囲43kmの海跡湖。
 12月下旬から3月中旬の(湖面が凍結する)間、わかさぎ釣りを楽しむことができる。
能取湖(サンゴ草) 能取湖(サンゴ草)

 オホーツク海と繋がっている(サロマ湖のように砂州で海と仕切られている)周囲31kmの湖。
 秋(9月頃)には南岸の卯原内付近のサンゴ草(アッケシソウ)が真っ赤に染まる。
 一面、真っ赤になったサンゴ草(アッケシソウ)にはビックリ!(1本1本よ〜く見ると赤いサンゴのように見える。)
能取岬 能取岬

 網走市街の北にある岬。
 灯台(能取岬灯台)と大きなニポポ人形があって、岬の周辺は市営美岬牧場となっている。岬からはオホーツク海と知床連山を一望できる。
 冬は押し寄せる流氷と真っ白な知床連山を眺める絶景ポイント。
 北海道だなぁと実感できるオススメの岬!(お気に入りの岬!)
能取岬灯台 能取岬灯台

 1917年(大正6年)に設置された、能取岬の断崖絶壁に立つ白黒の美しい灯台。
流氷 流氷

 冬の北海道と言えば流氷!(あとは道内各地で行われる冬のお祭りかな?)
 流氷はアムール川の河口付近で生まれた氷。毎年1月から3月にかけて、オホーツク海沿岸に押し寄せる。
 毎年1月20日から4月第1日曜日までの間、網走港のおーろらターミナルから流氷観光砕氷船「おーろら号」「おーろら2号」が出港している。料金は大人3,000円(所要時間は約1時間)。
 1度は乗船する価値あり・・・。
オホーツク流氷まつり オホーツク流氷まつり

 毎年2月(建国記念日の前後)に網走商港埠頭広場で行われるお祭り。
 様々な雪像や氷の彫刻が立ち並ぶ。他にオロチョンの火祭り、歌謡ショー(地方都市らしい・・・。)、キャラクターショー等のイベントも行われる。
 夜は雪像や氷の彫刻がライトアップされ、幻想的な世界となる(特にライトアップされた氷の彫刻はとっても美しい!)。
 オススメのイベント!
網走元気まつり屋台村会場

 狂牛病(BSE)問題等で停滞する網走地域の経済を活性化するために行われたイベント。
 屋台村はオホーツク流氷まつりが行われていた頃、開設されていた。格安で国産牛等を買うことができ、会場内の炭火コーナーで焼いて食べることができた。(氷点下だったけど美味しかった・・・。)
 今はもうやってないのか?