旅の足跡〜北海道編〜
Memories in Hokkaido

積丹町

積丹岬 積丹岬

 積丹半島の最北端に位置する岬。
 灯台付近からは積丹岳、神威岬を眺めることができる。
島武意海岸 島武意海岸

 積丹岬にある海岸。
 美しく透き通った青い海がオススメ。「日本渚100選」に選ばれている。
 また、北海道で積丹半島だけが海中公園に指定されている。
 この浜辺で波の音をBGMに昼寝をすると気持ちいい。
 オススメの場所。
神威岬 神威岬

 積丹岬の西に位置する岬。
 美しく透き通った青い海がオススメ。
 岬の先端まで遊歩道「チャレンカの小道」を歩くと20分ほどかかる。5月から7月にかけては、エゾカンゾウやエゾスカシユリ等の美しい花を見ることができる。
 神威岬周辺は日本海を航海する船にとって最大の難所であり、かつては女人禁制の地であった。
 神威岬には悲しい伝説が残っている・・・。
 平取町(日高支庁)まで落ち延びてきた源義経の一行は、アイヌの首長の家に身を寄せた。落ち延びてきた源義経を強く思うひとりの女性がいた。この女性が首長の娘、チャレンカである。(↓)
神威岩 神威岩

(↑)やがて源義経の一行は北に向かって旅立つ。チャレンカは源義経の後を追い、何十里も越えやっと辿り着いたのが神威岬であった。
 しかし時すでに遅く源義経の一行は、北に向かい船出した後だった。
 チャレンカは大声で叫ぶが、折からの強風にかき消され、源義経が乗る船には届かなかった。その時チャレンカは恨みの言葉「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」を残し、海に身を投じてしまった。 その姿がやがて岩と化し、神威岩となった。
 それ以来、女性を乗せた船が通ると必ず転覆したため、神威岬の海は女人禁制の地となった。
積丹ブルー 積丹ブルー(積丹半島の美しい海)

 積丹半島の美しく透き通った青い海のことを「積丹ブルー」と呼んでいる。
 南の楽園を彷彿させる美しさである。
エゾスカシユリ(蝦夷透百合) エゾスカシユリ(蝦夷透百合)

 北海道の原生花園を代表する植物の1つで、海岸の草地や岩場に生える多年草(ユリ科)。
 6月から7月までの間が花の見頃。