旅の足跡〜北海道編〜
Memories in Hokkaido

夕張市

画像なし 石炭の歴史村

 炭坑の跡地に作られた施設。
 入園料は無料だが、見学施設等の利用は有料となる。園内には石炭博物館や遊園地(アドベンチャーファミリー)等がある。
 夕張メロンのソフトクリームが美味しかった・・・。
旧三菱大夕張鉄道南大夕張駅 旧三菱大夕張鉄道南大夕張駅

 旧三菱大夕張鉄道は1911年(明治44年)6月1日に大夕張炭坑株式会社専用鉄道として、清水沢(現JR石勝線夕張支線)〜二股(南大夕張)間で鉄道院の運転管理で運行を開始した。名前のとおり、炭坑から掘り出された石炭を運ぶことを主目的で運営された鉄道である。
 その後、炭坑の北部移転に伴い、1929年(昭和4年)6月1日に南大夕張〜通洞(大夕張炭山)間を開業し、以降、自営にて運行を開始した。
 石炭の輸送と共に歩んできたが、1973年(昭和48年)8月21日に大夕張炭坑が閉山し、同年12月15日に南大夕張〜大夕張炭山間が廃止となった。その後、南大夕張炭坑の合理化に伴い、1987年(昭和62年)7月21日、残っていた清水沢〜南大夕張間が廃止となった。
 石炭と共に栄え、衰退していった日本の産業史を語る鉄道である。
 旧南大夕張駅構内にはキ100、スハニ1(客車)、オハ1(客車)が静態保存されている。