北海道旅行記
a book of travels in Hokkaido

2日目(11月2日土曜日)

7時40分頃、起床。

8時10分頃、レストランで朝食をとる。
朝食はバイキング方式(大人1,000円)である。

朝食後、船内を散策する。

ラウンジ
ラウンジ

ラウンジの船内TVで現在の位置を確認する。
「時刻は8時39分。三陸沖、北緯38.9度、東経142.0度、20.9ノットで航行。」

1ノットは1時間に1海里(1,852m)進む速さだから・・・。
時速約38.7kmの速さで航行していることとなる。

Aデッキの外に出て三陸海岸を眺める。

三陸海岸
三陸海岸

風が強く、波も高い。
天気予報によると三陸海岸には強風警報と波浪警報が出ている。
波の高さは7mと予想されている。

船はフィンスタビライザーのおかげで多少揺れる程度である。

寒いので船内に戻る。

エントランス
エントランス

エントランスのカウンターで「さんふらわあつくば」のスタンプを押す。

さんふらわあつくば

エントランスに掲示されている運航基準図によると・・・。

大洗 塩屋岬 金華山 トトヶ崎 鮫角 尻屋崎 苫小牧
23:59 3:17 7:00 10:47 13:38 16:11 19:45

苫小牧西港まで約11時間。
長いようで短い船旅だなぁ・・・。

エントランスで「ビジネスホテルモトナカノ」のパンフレットを見つける。
シングル4,500円。しかもパンフレット持参で朝食無料。

今日の宿は「ビジネスホテルモトナカノ」にしよう。
船舶電話で予約をする。

2等寝台に戻り、昼寝をする。

11時30分頃、目が覚める。

11時50分頃、船内放送で陸中海岸国立公園「北山崎」の案内が流れる。

Aデッキの外に出て北山崎を眺める。

北山崎
北山崎

船内に「北山崎」のポスターが掲示されている理由がわかった。
前から疑問に思っていたのが「北山崎」のポスターであった。

なぜ岩手県の「北山崎」のポスターが北海道航路に・・・。
東北には寄港しないのに・・・。

長年の疑問が解決する。

2等寝台に戻り、持参したお菓子を食べる。
質素な昼食となる。

昼食後、風呂に入る。

入浴後、ラウンジで「ツーリングマップル北海道」(道路地図)とにらめっこする。
明日はどのルートで真狩YHまで行こうかなぁ・・・。

「苫小牧−支笏湖−美笛−大滝−壮瞥」のルートで洞爺湖まで行くか・・・。
その後は昭和新山で考えるか・・・。

おおよそのルートが決まった後、夏目漱石著「吾輩は猫である」を読む。

2時間ほど読んでいると眠くなってくる。
2等寝台に戻り、昼寝をする。

17時20分頃、目が覚める。

レストスペースで船内TVを見る。

船は大きく揺れるようになっていた。
時折、船首に波があたる音が船内に響き渡る。

18時、船が大きく揺れる中、レストランで夕食をとる。
夕食はバイキング方式(大人1,600円)である。

夕食後、2等寝台に戻り、休憩する。
30分ほどすると船の揺れが収まってくる。

下船の準備を済まし、19時頃、レストスペースで苫小牧の夜景を眺める。

徐々に苫小牧西港が近づいてくるが・・・。
いつもと景色が違う・・・。

港の手前で大きく旋回をしている。

???

入港信号遅延により入港が遅れる旨の船内放送が流れる。

初めてだなぁ・・・。

苫小牧西港
苫小牧西港

19時51分、苫小牧西港に着岸する。
20時6分、車両甲板(Fデッキ)に降りる。

20時17分、車と共に下船する。

20時18分、苫小牧西港フェリーターミナルを後にする。

苫小牧西港フェリーターミナルから道道259号線につながる直線道路を約1km走る。
「一本松町」の交差点を左に曲がり、道道259号線に入る。

道道259号線、R36を約2km走り、20時24分、「元中野3」の交差点を左に曲がる。
20時25分、今日の宿である「ビジネスホテルモトナカノ」に到着する。

チェックインを済まし、部屋でのんびりする。

今日は疲れたなぁ・・・。

21時頃、早めに床につく。

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