7時40分頃、起床。
8時10分頃、レストランで朝食をとる。
朝食はバイキング方式(大人1,000円)である。
朝食後、船内を散策する。
ラウンジ
ラウンジの船内TVで現在の位置を確認する。
「時刻は8時39分。三陸沖、北緯38.9度、東経142.0度、20.9ノットで航行。」
1ノットは1時間に1海里(1,852m)進む速さだから・・・。
時速約38.7kmの速さで航行していることとなる。
Aデッキの外に出て三陸海岸を眺める。
三陸海岸
風が強く、波も高い。
天気予報によると三陸海岸には強風警報と波浪警報が出ている。
波の高さは7mと予想されている。
船はフィンスタビライザーのおかげで多少揺れる程度である。
寒いので船内に戻る。
エントランス
エントランスのカウンターで「さんふらわあつくば」のスタンプを押す。
エントランスに掲示されている運航基準図によると・・・。
大洗 | → | 塩屋岬 | → | 金華山 | → | トトヶ崎 | → | 鮫角 | → | 尻屋崎 | → | 苫小牧 |
23:59 | 3:17 | 7:00 | 10:47 | 13:38 | 16:11 | 19:45 |
苫小牧西港まで約11時間。
長いようで短い船旅だなぁ・・・。
エントランスで「ビジネスホテルモトナカノ」のパンフレットを見つける。
シングル4,500円。しかもパンフレット持参で朝食無料。
今日の宿は「ビジネスホテルモトナカノ」にしよう。
船舶電話で予約をする。
2等寝台に戻り、昼寝をする。
11時30分頃、目が覚める。
11時50分頃、船内放送で陸中海岸国立公園「北山崎」の案内が流れる。
Aデッキの外に出て北山崎を眺める。
北山崎
船内に「北山崎」のポスターが掲示されている理由がわかった。
前から疑問に思っていたのが「北山崎」のポスターであった。
なぜ岩手県の「北山崎」のポスターが北海道航路に・・・。
東北には寄港しないのに・・・。
長年の疑問が解決する。
2等寝台に戻り、持参したお菓子を食べる。
質素な昼食となる。
昼食後、風呂に入る。
入浴後、ラウンジで「ツーリングマップル北海道」(道路地図)とにらめっこする。
明日はどのルートで真狩YHまで行こうかなぁ・・・。
「苫小牧−支笏湖−美笛−大滝−壮瞥」のルートで洞爺湖まで行くか・・・。
その後は昭和新山で考えるか・・・。
おおよそのルートが決まった後、夏目漱石著「吾輩は猫である」を読む。
2時間ほど読んでいると眠くなってくる。
2等寝台に戻り、昼寝をする。
17時20分頃、目が覚める。
レストスペースで船内TVを見る。
船は大きく揺れるようになっていた。
時折、船首に波があたる音が船内に響き渡る。
18時、船が大きく揺れる中、レストランで夕食をとる。
夕食はバイキング方式(大人1,600円)である。
夕食後、2等寝台に戻り、休憩する。
30分ほどすると船の揺れが収まってくる。
下船の準備を済まし、19時頃、レストスペースで苫小牧の夜景を眺める。
徐々に苫小牧西港が近づいてくるが・・・。
いつもと景色が違う・・・。
港の手前で大きく旋回をしている。
???
入港信号遅延により入港が遅れる旨の船内放送が流れる。
初めてだなぁ・・・。
苫小牧西港
19時51分、苫小牧西港に着岸する。
20時6分、車両甲板(Fデッキ)に降りる。
20時17分、車と共に下船する。
20時18分、苫小牧西港フェリーターミナルを後にする。
苫小牧西港フェリーターミナルから道道259号線につながる直線道路を約1km走る。
「一本松町」の交差点を左に曲がり、道道259号線に入る。
道道259号線、R36を約2km走り、20時24分、「元中野3」の交差点を左に曲がる。
20時25分、今日の宿である「ビジネスホテルモトナカノ」に到着する。
チェックインを済まし、部屋でのんびりする。
今日は疲れたなぁ・・・。
21時頃、早めに床につく。