旅行記
A book of travels

2日目(11月24日金曜日)

8時50分、宿をチェックアウトする。

県道を相川町役場方面へ走り、大佐渡スカイラインへ入る。

大佐渡スカイラインを15分ほど走り、道遊の割戸(どうゆうのわれと)を撮影する。

道遊の割戸
道遊の割戸

道遊の割戸は露天掘りの跡形である。
大佐渡スカイラインをしばらく走り、途中、標識に従い脇道(路肩注意!悪路)に入り、
9時20分頃、乙和池(おとわいけ)に到着する。

乙和池
乙和池

乙和池(新潟県文化財・天然記念物)の解説によると・・・。

この池は海抜560メートルにあり、浮島にはアメリカマンネンゴケ、カタマリスギゴケなど
20余種の植物が育成し、高層湿原生浮島としては最も大きなものの一つであり、
池畔にはブナ、ミヅナラなどの樹林が繁茂し学術上貴重なものである。

大佐渡スカイラインに戻り、10分ほど走ると展望台に到着する。

再び大佐渡スカイラインを10分ほど走り、白雲台に到着する。

両津市と加茂湖
両津市と加茂湖

10分ほど休憩し、9時50分頃、出発する。
白雲台からは下り坂が連続する。

全長約30kmの大佐渡スカイラインを走破し、金井町でR350に入る。

R350を約12km走り、10時50分頃、真野町にある尾畑酒造(アルコール共和国)に到着する。

尾畑酒造(アルコール共和国)
尾畑酒造(アルコール共和国)

新米で造った真野鶴を購入する。

尾畑酒造から道路標識に従い、11時過ぎ、佐渡歴史伝説館に到着する。

佐渡歴史伝説館
佐渡歴史伝説館

「おけさクーポン」の入館券を出し、佐渡歴史伝説館に入館する。

佐渡歴史伝説館入館券
佐渡歴史伝説館入館券

こちらも昨日の佐渡金山と同じでコンピュータロボットを用いたテーマパークである。
順徳天皇、日蓮聖人、世阿弥にまつわる話、佐渡の伝説(安寿伝説、夕鶴伝説、おけさ伝説)が紹介されている。

約40分ほど鑑賞、見学する。
なかなか面白い施設であった。

佐渡歴史伝説館からさらに約1kmほど走り、11時50分、真野御陵に到着する。

真野御陵
真野御陵

真野御陵は順徳天皇の火葬塚である。
宮内庁管理の国有地で立ち入りはできなかった。
5分ほどで、真野御陵を後にする。

真野御陵から県道とR350を約13km(15分)走り、
12時10分、佐渡西三川ゴールドパークに到着する。

「おけさクーポン」の入館券を出し、佐渡西三川ゴールドパークに入館する。

入館券
入館券

砂金に関する展示を見学し、砂金とり(初級コース)を体験する。
最初は水が冷たかったが、川の水なのでしばらくすると慣れてくる。
なかなか砂金がとれない・・・。

疲れてきたので諦めようとしたら、あら不思議、砂金がとれるようになった。
結局、大小あわせて6粒の砂金を手にした。

13時10分、佐渡西三川ゴールドパークを後にする。
R350を約10km走り、13時25分頃、小木港に到着する。

高速観光船に乗ろうと思ったが、昨日で今年の営業を終えたとのこと。

残念・・・。

昼食をとり、20分ほど休憩する。
気を取り直して、カーナビゲーションの地図と道路標識を頼りに矢島・経島に向かう。

13時55分前、たいへん狭い道を通り、矢島・経島周辺の駐車場に到着する。

矢島・経島の景色
矢島・経島の景色

人影がなく、波の音だけが響く。
矢島・経島を20分ほど散策する。

県道に戻り、約5km走る。

行き止まりだ・・・。
ここから先は道路(橋梁)建設中であった。

来た道を引き返し、14時20分頃、宿根木(しゅくねぎ)の郵便局に到着する。
ここに車を止めて、道路の向かい側にある石段を降り、宿根木の街を散策する。

宿根木の港    宿根木の港
宿根木の港

宿根木は千石船産業の基地であり、
繁栄した当時の集落形態がそのまま残っている。
旧家や宿根木の公民館など、時代を感じる建物が多く見られる。

公開民家である清九郎を見学する(大人400円)。

入館券
入館券

公開民家 清九郎
公開民家 清九郎

公開民家 清九郎    公開民家 清九郎
公開民家 清九郎館内

受付のおばあさんに館内を案内してもらう。

清九郎を後にし、おばあさんに教えてもらった三角家に向かう。

三角家
三角家

三角家は宿根木の公民館の近くにある。
降りてきた石段を登り、佐渡國小木民俗博物館に向かう。

入館券
入館券

入館券(大人500円)を購入し、佐渡國小木民俗博物館に入館する。
佐渡國小木民俗博物館は大正9年に建てられた木造校舎をそのまま利用した博物館である。
生活用品などの民俗資料が展示されている。

博物館に隣接する建物に展示されている千石船「白山丸」を見学する。

千石船「白山丸」    千石船「白山丸」
千石船「白山丸」

白山丸は安政5(1858)年に宿根木で建造された幸栄丸を復元したものである。
地元の白山神社にちなんで「白山丸」と名付けられたとのこと。

船内も見学することができる。

博物館のほうに戻り、懐かしいラジオやテレビ、計算機などに出会う。
展示品には触ることができる。

展示品にボリュームのある博物館である。

佐渡國小木民俗博物館スタンプ
佐渡國小木民俗博物館スタンプ

時計を見ると16時であった。
今日の宿泊地は住吉温泉(両津市)であることを考えるとちょっと長居をしてしまったようだ・・・。

もうしばらく博物館を見学したかった・・・。

県道を約4km走り、小木港に戻る。
小木港から県道をさらに約60km走り、17時40分頃、今日の宿である寿月館に到着する。

住吉温泉は「朱鷺の傷湯」と呼ばれる名湯で、肌がツヤツヤになる。

魚介類を中心とした夕食をとる。
おいしかった・・・。

今日も疲れたので早めに床につく。

3日目(11月25日土曜日)へ