北海道旅行記
a book of travels in Hokkaido

3日目(5月31日月曜日)

朝7時30分起床。
宿で朝食を済ませ、出発の準備をする。
8時30分、宿を出発。

R38(十勝国道)に出て、釧路に向けて車を走らす。
帯広市内は朝の通勤時間帯に多少かかっていたのか、若干、交通量が多かった。
しかし、市内を抜けると交通量も減り、快適なドライブができるようになった。

帯広から約41kmの「吉野共栄」という交差点で左に曲がる。
交差点を直進しても、道道1038号線経由で再びR38に出るが、ここは冒険をせず素直にR38を選ぶ。

「吉野共栄」の交差点からR38を約60km走り、10時30分過ぎ、道の駅「しらぬか恋問」に到着。
トイレ休憩とスタンプを押し、10時50分頃、釧路湿原を目指し出発。

道の駅「しらぬか恋問」

道の駅「しらぬか恋問」から約6kmの「大楽毛(おたのしけ)」交差点でR240と合流する。
「大楽毛」交差点から約5.6kmの「星が浦大通1」交差点を左に曲がり、
道道53号線を走ること約12km、11時40分頃、釧路湿原展望台に到着する。

釧路湿原(釧路湿原展望台より)
釧路湿原(釧路湿原展望台より)

平日ということもあって、人影はほとんどなかった…。
約1時間ほど、展望台周辺等を散策する。

再び車に乗り、道道53号線を北上し、鶴居を目指す。
鶴居には約30分ほどで到着。
鶴居の街中で昼食をとるところを探すが、これといったところが見つからない。
というよりか、どこに何があるのかわからないといった方が正しい。

仕方なく、阿寒湖に向かうべく道道1093号線(阿寒公園鶴居線)に入る。
だが、走り出してすぐ食事処を発見したので、まよわず昼食をとる。

昼食と休憩をとり、今日の最終目的地である阿寒湖に向けて車を走らす。
この道道1093号線は途中、茂雪裡(もせつり)を過ぎるあたりまでは快適な舗装路であるが、
突然、道幅が1/3ほどになり、しかもダートな道となる。
鶴見峠までの道はそれほどきついカーブはないが、路肩には注意である。
はっきりいって落ちます!

途中、阿寒湖側からダンプが降りてきた。
仕方なく、待避所まで約500mほどバックした…。
何がつらいって、ダートな道ゆえに走ってきた後方の視界は、自分の車が巻き上げた砂煙でよく見えない…。

しかし、途中すれ違った車はこのダンプ1台だけである。

鶴見峠
鶴見峠

何とか鶴見峠(14時30分頃だったと思う)に到着。
鶴見峠のところは開けており、遠くに阿寒湖、目の前に雄阿寒岳を眺めることができる。
道はダートだが、おススメの場所である(人もいないし…)。

鶴見峠でしばらく開放感に浸った後、阿寒湖に通じるR241との合流地点を目指す。
鶴見峠からR241の合流地点までの道道1093号線はきついカーブと下り坂が続く。
約25分くらいでR241に合流する。
R241を約10kmほど走ると、阿寒湖に到着する。

今日の宿である「阿寒ビューホテル」にチェックインし、阿寒湖遊覧船に乗るための準備をする。
カメラ等を持って遊覧船に乗る。

阿寒湖と雄阿寒岳
阿寒湖と雄阿寒岳(阿寒湖遊覧船より)

夕方ということもあって、湖上は涼しかった。
湖上から見る雄阿寒岳は大きかった…。
煙が立ち上る雌阿寒岳も船上から見ることができた。

遊覧船は途中、マリモ展示観察センターがあるチュウルイ島に約20分ほど停泊する。
マリモを生まれて初めて生で見る。

おもしろい形だ…。

マリモに感動した後、遊覧船に乗り、風に吹かれながら湖上遊覧を楽しむ。
エゾシカの親子が湖畔で水を飲む姿も見られた。

約1時間20分ほどの阿寒湖遊覧を楽しんだ後、宿に戻り、温泉につかる…。

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